食いしん坊のみなさん、こんにちは!アジア料理マニアの私がまた戻ってきました。今回ご紹介するのは、思わずよだれがこぼれるカリカリポーク…しかも エアフライヤーで作れます!ほかにも、私の ベトナム風ローストチキン(エアフライヤー)、鶏むね肉のエアフライヤー調理、さらには 豚トンカツのエアフライヤー調理もぜひチェックしてください。
アジア料理には人を虜にする魔法のような魅力があります。弾ける香り、多彩な食感、そして素材同士の絶妙なバランス–その魅力を皆さんに届けたくて、私はいつも新しいレシピを探し回っています。今日は、きっと食卓の定番になるこの一皿をシェアできるのが本当にうれしいです。
カリカリポークって何?
カリカリポークはアジア各国で主役級の人気を誇り、とくに 中国、ベトナム、そしてフィリピン(レチョン・カワリとして知られます)で愛されています。
しっとり柔らかな肉とバリッと香ばしい皮の組み合わせは、家族の食卓はもちろん友人との集まりでも大ウケ間違いなし。
この記事では、中国風カリカリポークをパリッと仕上げる私の秘策を余すことなくご紹介します。ちなみにフィリピン版の レチョン・カワリ のレシピもサイトにありますよ。
下味の作り方から火入れのコツまで、必要なテクニックを全部お教えします。それではエプロンを締めて包丁を研ぎ、この極上カリカリポークで舌鼓を打つ準備をしましょう!
エアフライヤーでカリカリポークを成功させるコツ
エアフライヤーの予熱を忘れずに
オーブンと同じく、エアフライヤーも調理前にしっかり予熱するのが鉄則です。
皮を乾かす
調理前に皮が十分乾いているかを必ずチェックしましょう。キッチンペーパーで余分な水分を取り、冷蔵庫で数時間、できれば一晩乾かすとさらに効果的です。
皮が乾くほど仕上がりはバリバリになります。本来はオーブン向きの方法ですが、エアフライヤーなら短時間で同じ効果が得られます。
おいしいつけダレを用意する
カリカリポークにはパンチの効いたアジア系ソースがよく合います。自家製 スイートチリソース、ヌクチャム、そして豚の肉汁を合わせた3種類のソースで食べ比べてみてください!
付け合わせを変えて楽しむ
カリカリポークは合わせる料理を選びません。香り高いご飯、炒め野菜、麺類はもちろん、バインミーになますとパクチーを挟んでも最高! ちなみに私は “軽く味付けしたレタス派” です。
カリカリポークの主な材料
今回は中国風に仕上げるので、ホイシンソース(リンク先では自家製レシピも紹介)、中国酒(有名な紹興酒)、五香粉、白こしょう、そして 米酢 を使います。
装備
Ingredients
- 1 kg 豚バラ肉 塩漬けでないもの/ブロック状
- 米酢(刷毛用)
- 無味無臭の油(刷毛用)
マリネ液
- 1 大さじ ホイシンソース
- 1 小さじ 紹興酒
スパイスミックス
- 1 大さじ 砂糖
- 2 小さじ 塩
- 1 小さじ 五香粉
- 1 小さじ ガーリックパウダー
- 1 小さじ 白こしょう
指示
- フォークで脂身の皮だけに無数の穴を開け、肉まで刺さらないようにする。
- よく切れる包丁で肉側に格子状の切り込みを入れる。
- ホイシンソースと紹興酒を混ぜてマリネ液を作る。
- 作ったマリネ液を肉側に塗り込む。
- スパイスミックスの材料を混ぜる。
- スパイスミックスを肉側にしっかり擦り込む。
- 皮面が見えるようにアルミホイルでゆるく包む。
- 皮に米酢を刷毛で塗り、表面全体に塩をふる。
- エアフライヤーを95℃に予熱し、30〜40分かけて塩が乾くまで加熱する。
- 肉を取り出し、表面の塩をブラシで払い落としたら、無味無臭の油を薄く塗る。
- アルミホイルを新しいものに取り替え、出た汁(非常に塩辛い)は捨てる。
- エアフライヤーを195℃に上げ、30分ほど、または皮がこんがりきつね色でカリカリになるまで焼く。
- 15分経過したら一度開けて焦げていないか確認し、問題なければ続けて焼く。
- トレーに落ちた肉汁はディップソースとして活用できる。
- 焼き上がったら10分休ませ、好みの付け合わせやご飯と一緒に盛り付ける。