白ごはんとグリーンピースを使った春のレシピ。少ない材料で簡単・時短、タキココミご飯の定番です!
グリーンピースが再び注目されています。しかもファッションだけじゃありません!春になると、緑色が食卓に映えて、やっぱり一緒に味わいたくなりますよね。今回は、美味しい日本のレシピ、グリーンピース入りの白ごはんをご紹介します。
確かに、グリーンピースの旬はちょうど終わったばかり。でも、なかった春を少しだけ長く楽しみませんか?

豆ごはんとは?
豆ごはんは見た目も作り方もとてもシンプルな料理です。蒸したごはんとグリーンピースだけでできています。シンプルですが、これがまた美味しいんです。材料が少なくても、豆ごはんはしっかりとした味わいがあります。
日本の家庭料理を代表する一品で、特に春先、日差しがやわらかくなり、グリーンピースが旬を迎える頃によく食べられます。
一般的に「豆ごはん」と言えば、グリーンピース入りのごはんを指します。ただ、「豆(まめ)」は日本語で豆類や豆全般を意味します。
たとえば、ピーナッツソースの麺レシピにも「枝豆」を加えることができます。「ごはん」はそのまま「ごはん(米)」の意味です。

日本では、このようなごはん料理を「炊き込みご飯(たきこみごはん)」と呼びます。ざっくり言うと、「○○と一緒に炊いたごはん」という意味です。
つまり、豆ごはんもその一つで、だしや醤油で味付けした日本米を使います。しめじやえのきなどのきのこ類、野菜、肉、魚などを加えても美味しいです。
ご想像の通り、炊き込みご飯は具材を一緒に炊き込むことで、いろいろなバリエーションが楽しめます。ごはんに具材の旨味がしっかり染み込むのも魅力です。
鯛めし、鮎めし、五目ごはん(しいたけ、たけのこ、ごぼう、もやし、鶏肉など)など、たくさんの種類があります。今回はグリーンピースと少しの調味料だけで作ります!
豆ごはんの主な材料

ジャポニカ米:日本の主食であるお米は、このレシピでも「ジャポニカ米」を使います。名前の通り、日本の多くの料理、たとえば丼ものにもよく使われています。
すでにおにぎりや焼きめしのレシピを試した方にはおなじみでしょう。お米の種類ガイドもぜひ参考にしてください。
グリーンピース:意外と使う機会が少ないですが、あると一気に華やかになります。チャーハンでもおなじみ。豆ごはんの主役野菜で、季節感と食感をプラスしてくれます。
日本酒:白ごはんとグリーンピースだけでは物足りないので、炊くときに調味料を加えます。日本酒は味の決め手です。
日本酒は料理にもよく使われる米の酒で、食前酒だけではありません。華やかでまろやか、やさしい甘みがあり、どんな料理にも香りを添えてくれます。鶏の照り焼きや十勝豚丼など、ごはん料理にも欠かせません。
昆布:ご存知ない方のために、昆布は海苔や青のりと並ぶ、日本でよく食べられる海藻の一つです。
だしの三大材料の一つで、味噌汁、ざるそば、ラーメンなどにも欠かせません。豆ごはんでも、昆布が旨味を加えてくれるので、ぜひ使ってください。
薄口醤油:日本酒や昆布の旨味を引き立てるために、少し塩気を加えるとバランスが良くなります。薄口醤油は常備しておくと、いろいろな料理に使えて便利です。
だし:昆布がなければ作れませんし、だしがないと和食は始まりません。だしは日本料理の基本で、これがないと多くのレシピが成り立ちません。きつねうどんにだしがなかったら、想像できますか?
豆ごはんを美味しく作るコツ
今回は冷凍グリーンピースを使いますが、生のものを使う場合は、別で下茹でしてから加えるのがおすすめです。そのまま炊飯器に入れると、色が悪くなったりシワが寄ったりしやすいので注意しましょう。
また、グリーンピースを茹でたお湯は捨てずに、ごはんを炊くときに加えると、豆の風味がよりごはんに移ります。

装備
材料
- 150 g 冷凍グリーンピース
指示
- 材料をすべて用意する 
- 米は水が澄むまで4〜5回すすぎ、ざるに上げて水気を切る200 g 米(ジャポニカ米) 
- 炊飯器の内釜に水気をよく切った米を入れる
- 日本酒・薄口しょうゆ・塩を加え、炊飯器の目盛りまでだしを注ぐ1 大さじ 日本酒, 0.5 小さじ 塩, 1 大さじ 薄口しょうゆ, 粉末だし 
- 昆布を表面にのせ、炊飯を開始する2 昆布(小片)
- 炊き上がったら昆布を取り出す 
- 冷凍グリーンピースを加え、すぐに炊飯器のふたを閉める。150 g 冷凍グリーンピース 
- 余熱で素早く解凍される。 
