豚肉を漬け込み、カリッと揚げたマレーシアの絶品レシピ
本日は、私が調べた限り日本語ではまだ紹介されていないレシピを、誇りを持ってご紹介します。
実際、中華料理は日本でもどんどん広まっています。和食はもちろん、タイ料理や韓国料理、バリ料理、ベトナム料理やラオス料理も少しずつ知られるようになってきました。でも…マレーシア料理はどうでしょう?

日本語のウェブサイトでは、マレーシア料理のレシピはちらほら見かける程度で、本格的なものや詳しい情報はほとんどありません。ナシレマという名前さえ、あまり知られていません。でも、食べる価値は十分にあります!

マレーシア料理は本当に美味しくて、ビジネス的にはあまり需要がないかもしれませんが、どうしても皆さんにこの美味しさを伝えたくて記事にしました。もしかしたら、これが新しいブームになるかもしれません。このシリーズの第一弾です。

それでは早速、絶品ハッカ・チャーユック(客家風豚バラ揚げ)をご紹介します。
ハッカって?マレーシア風豚肉フライのルーツ
この料理は、もともと中国北部出身の客家(ハッカ)民族のディアスポラから生まれました。以前ご紹介した客家風ガーリックヌードルも同じルーツです。

客家は東南アジア各地の食文化に大きな影響を与えており、どこにでもその痕跡が見られます。客家料理の特徴のひとつは発酵食品の活用です。この料理では、赤い発酵豆腐(紅腐乳)とその汁を使います。
この発酵豆腐が、鮮やかな色と独特の風味を生み出します。きっとこの色に惹かれてクリックされた方も多いはず。他にも異なる中国系ディアスポラの料理として、牛肉と生姜・青ねぎの炒め物もおすすめです。
つまり…マレーシア料理?中華?それとも客家?
全部です!日本の餃子がもともと中国発祥だったように、マレーシアでもこの料理が独自に発展しました。

「Hakka Char Yuk Kuala Lumpur」とGoogleで検索してみてください。クアラルンプールの多くのレストランで提供されていることが分かります。それほど人気のある一品です!
マレーシア風豚肉フライの主な材料

紅腐乳(赤い発酵豆腐):この料理の主役で、鮮やかな色と深いコクを与えます。
ごま油:マリネにナッツのような香ばしさをプラスします。
豚バラ肉:脂身が多い部位を使うのが一般的ですが、他の部位でも美味しく作れます。
コーンスターチ:卵と一緒にマリネをまとめ、揚げたときにサクサクの衣になります。

装備
材料
- 400 g 豚バラ肉
- 1 小さじ にんにく みじん切り
- 1 紅腐乳(塊)
- 1 大さじ 紅腐乳の漬け汁
- 1 小さじ 砂糖
- 1 卵
- 1 小さじ ごま油
- 1 大さじ 小麦粉
- 1 大さじ コーンスターチ
- 揚げ油
指示
- 豚バラ肉は冷えているうちに薄切りにする(その方が切りやすい)。水気をよく拭き取り、ボウルに入れる。400 g 豚バラ肉

- みじん切りのにんにく、紅腐乳、紅腐乳の汁、砂糖、卵をボウルに加える。ごま油を回しかけ、よく混ぜ合わせる。1 小さじ にんにく, 1 紅腐乳(塊), 1 大さじ 紅腐乳の漬け汁, 1 小さじ 砂糖, 1 卵, 1 小さじ ごま油

- 10分ほど漬け込む。

- 豚バラ肉に小麦粉とコーンスターチをまぶす。さらに30分置く。1 大さじ 小麦粉, 1 大さじ コーンスターチ

- 鍋を熱して油を入れる。豚バラ肉の薄切りを中火で、1枚ずつ入れて揚げる。固まってきたら軽くほぐし、取り出す。揚げ油

- 火力を上げ、さらに20秒ほどさっと二度揚げしてカリッと仕上げ、盛り付ける。
