オレンジチキンは、アメリカの中華料理の定番です。ジェネラル・タオ・チキンや甘酢チキンといった料理の「いとこ」のような存在で、材料(オレンジジュース)が手に入りやすく、中華の揚げ物入門にうってつけのレシピです。

酢を減らしたり砂糖を増やしたりして、お好みのバランスに調整してください。
オレンジの気分じゃないときは、私の絶品レモンチキンをどうぞ。ほぼ同じレシピで、違うのはソースだけ!

オレンジチキンの主な材料
ライトしょうゆ: スーパーで手に入る一般的な(塩味のある)しょうゆです。他のレシピでよく使うダークしょうゆと混同しないでください。このシンプルなソースも、私のオレンジ風味のクリスピービーフのレシピのように、アレンジして奥行きを出せます。
オレンジチキンのコツ
一度にたくさん入れないでください。くっつきを防げます。小型の中華フライヤーなら、6〜8個ずつ揚げるのが目安です。

辛味を足したい場合は、チリフレークを加えましょう。丸ごとの唐辛子をソースに入れてもOK。お好みで!
できるだけ出来たてをすぐに出しましょう。衣はしっかりしていますが、このソースは酸味が強く、絡めると衣がやわらぎやすいです。
油の温度は調理用温度計で必ず確認しましょう。油が高温すぎると中まで火が入る前に外側が焦げます。低すぎると油を余分に吸って重くベタつきます(油はおいしさですが、やりすぎは禁物)。

作り置きするなら、カリッと揚げた鶏肉の一部はソースと別に保存しましょう。鶏肉とソースをそれぞれ温め直せて、風味も食感もキープできます。
いちばんのおすすめは、最初に一度揚げたあとに鶏肉を冷凍し、食べるときにフライヤーで「温め直す」こと。冷凍フライドポテトと同じ要領です。
胸肉でもOKですが、旨さは断然モモ肉です。

材料
鶏肉
- 400 g 鶏肉(角切り)
- 1 回分 自家製万能衣
指示
- ボウルで衣の材料を混ぜ、鶏肉を加えてしっかり絡める。
- 160℃で一度目は薄く色づくまで揚げ、続けて180℃で二度揚げし、こんがりきつね色になるまで揚げる。
- 鍋を強火にかけ、水溶きコーンスターチ以外のソースの材料を沸騰させたら、中火にして10分煮る。
- 水溶きコーンスターチを加え、とろみがつくまで混ぜる。
- 揚げた鶏肉をソースに絡める。
