あらゆる料理の仕上げやサラダに使える、日本の絶品ごまソースのレシピ
夏もそろそろ終わりですが、まだ暑い日が続き、食卓ではサラダが大活躍。ここではサラダと相性抜群、なかでもしゃぶしゃぶにぴったりの、日本料理の定番をご紹介します。クリーミーでコクがあり、ナッツのように香ばしいごまだれは、どんな料理もとびきりおいしくしてくれます。

ごまだれソースとは?
ごまだれソースは、ごま好きなら絶対に外せないレシピ。そもそも“Goma-Dare”は文字どおり「ごまのソース(セサミソース)」という意味です。
ごまだれソースは、前述のとおりサラダによく合いますが、日本ではヴィネグレットのようなドレッシングや、つけだれとして日常的に使われます。たとえば刺身、うどん、野菜の和え物や蒸し野菜(白菜やいんげんなど)にもよく合います。餃子のたれとしても使えます。
先に触れたしゃぶしゃぶサラダはもちろん、牛肉のしゃぶしゃぶとも相性抜群。つまり、ごまだれを楽しむ理由は尽きません!
ただし、和風ドレッシングや“Yum Yum”ソースと混同しないように。Yum Yumはキューピーマヨネーズをベースにしたソースで、ごまの独特の香りとは明確に異なります。色合いでも違いが分かります。
和風ドレッシングは少々ややこしく、こちらもごま油やごまを使うことがありますが、主役はあくまでしょうゆ。一方、ごまだれはクリーミーな質感と香ばしいごまの風味が特徴で、甘み・塩味・うま味のバランスがよく、さまざまな料理に寄り添います。
ごまだれソースの主な材料

ごまペースト: 多くのレシピでは、ごまを炒って加えることもあります。すりつぶすことでごまの風味が強まり、食感も生まれます。このレシピではシンプルにごまペーストを使います。地中海のごまペースト“タヒニ”は日本の練りごまに近く、代用できます。
薄口しょうゆ: ごまだれは甘じょっぱいドレッシングなので、塩味を与える薄口しょうゆは欠かせません。ごまペースト自体がまろやかで、さらに砂糖や蜂蜜も加えるため、しょうゆで全体のバランスを取ります。
米酢: 甘み・塩味・香ばしさに、米酢が上品な酸味でアクセントを加えます。まさに本格ドレッシングです。
だし: だし=奥行きと力強さ。だしは味に奥行きを与え、ソースをより複雑にします。ごまだれはこの要素のおかげでうま味たっぷり。だしはぜひ自家製にすると、さらにおいしく仕上がります!

指示
- ボウルに練りごま、砂糖、はちみつを入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。3.5 大さじ 練りごま, 10 g 砂糖, 10 g はちみつ 
- 薄口しょうゆと米酢を加えて混ぜる。15 ml 薄口しょうゆ, 20 ml 米酢 
- だしは少しずつ加え、そのつどよくなじませてから次を加える。20 ml だし 
- 塩を加えて混ぜる。1 ひとつまみ 塩
 
        