餃子(中国料理)は、旧正月のあいだにとても人気のあるごちそうで、華やかな伝統と祝祭に満ちています。
とはいえ、季節を象徴する一皿がなければ、どんな祭りも完成しません。タンユエンは旧正月にとって、クリスマスのブッシュ・ド・ノエルのように、ほぼ欠かせない伝統です。
元宵節(ランタン祭り)に食べる団子、すなわちタンユエンは、中国の旧正月シーズンの伝統的な甘味で、とりわけ旧正月の伝統行事を締めくくる最終日・ランタン祭りで楽しまれます。

ランタン祭りのあいだは、紙のランタンが夜空を美しい光で満たし、過去を手放し未来へ目を向けることを象徴します。
やがて、祭りの期間中に街で行われた縁結びの習わしにちなみ、ランタン祭りは中国版バレンタインのような側面も持つようになりました。

元宵(タンユエン)は甘いもち米団子で、たいていは甘いあんこや、ごまペースト(ごまから作る)、ピーナッツバターなどを詰めます。
タンユエンの丸い形と、供する際によく用いられる特別な椀は、家族の結束を象徴すると信じられています。

タンユエンを食べると、新年に家族へ幸福と幸運がもたらされると信じられています。そのため、中国の結婚式やほかの家族の集まりでも供されます。

Servings: 8 個
Calories: 661kcal
指示
- 中鍋を弱火にかけ、バター・黒ごま粉・砂糖・紹興酒を加え、なめらかに均一になるまで混ぜる。200 g 室温に戻した無塩バター, 200 g 黒ごま粉, 225 g グラニュー糖, 1 小さじ 紹興酒
- 火から下ろして完全に冷ます(必要なら冷凍庫で15~20分)。
- 手で小さじ1ほどずつ小さな玉に丸め、取り置く。
- 大きなボウルにもち米粉を入れる。水を少量ずつ加え、こねながらまとめ、粘土のような質感(柔らかすぎず、なめらかで扱いやすい状態)になるまで調える。500 g もち米粉, 118 ml 水
- 大きな鍋にたっぷりの湯を強火で沸かし、その間に団子を成形する。
- ゴルフボール大の生地を取り、丸めてから親指で深めのくぼみを作る。
- くぼみに黒ごまの玉を1個入れ、生地でしっかりと包む。餡の周りがきちんと密着していることが大切。必要に応じて指先を軽く濡らし、粉を少量まぶして継ぎ目をなめらかに整える。残りも同様に作る。
- 沸騰した湯で中強火のままゆでる。ゆでている間は、やさしく一方向にかき混ぜ続ける。浮き上がってきたら火を中弱火に落とし、さらに約1分ゆでる。
- 穴あきおたまで順にすくい上げ、清潔なふきんでそっと水気を拭き取り、大皿に移して盛り付ける。
- または、温かい湯・砂糖・オレンジフラワーウォーターを合わせたシロップと一緒に器に盛ってもよい。
Notes
- もち米粉と黒ごま粉は、ほとんどのアジア系食料品店で入手できます。黒ごま粉が見つからない場合は、黒ごまをフードプロセッサーで粉状になるまで挽いてください。
- もち米粉に必要な水の量は、お住まいの地域の湿度や粉の状態(鮮度)によって大きく変わります。
- もち米粉は扱いが少し難しいことがあります。最初は乾きすぎに見えても、20秒後には水を入れすぎて手に生地がくっつくこともあります。そんなときは、もち米粉を少し足してください。逆に生地が乾きすぎている場合は、水をごく少量ずつ加えて調整します。
Nutrition
Calories: 661kcal | Féculents: 84g | Protein: 8g | Fat: 34g | Saturated Fat: 15g | Polyunsaturated Fat: 6g | Monounsaturated Fat: 10g | Graisses trans: 1g | Cholesterol: 54mg | Sodium: 165mg | Potassium: 171mg | Fiber: 4g | Sugar: 28g | Vitamin A: 627IU | Calcium: 257mg | Iron: 4mg
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