自家製お好み焼きソース

お好み焼きにぴったりの、自家製ブルドックソース

お好み焼きが好きなら、あの濃厚でとろりとした茶色いソースの魅力はご存じですよね。

甘じょっぱいお好み焼きソースは、ときにパンチが物足りないキャベツたっぷりのお好み焼きをしっかり引き立てる最適の調味料です。しかも、実はこのおなじみのソースはたった4つの材料で作れるんです。 

お好み焼きソースとは？ 

ウスターソース、ケチャップ、はちみつ、オイスターソース……これだけ。簡単すぎて信じられないほど。そう、キッチンにある4つの材料だけで、あっという間においしい自家製お好み焼きソースが作れます。

このソースの魅力は、うま味の深さと甘さ・塩味のバランスにあります。お好み焼きという日本料理の定番を引き立てつつ、料理本来の風味を邪魔しません。

キユーピー マヨネーズと合わせれば、あのクリーミーな口当たりも生まれます。 

お好み焼きソースとブルドックソース：何が違う？ 

お好み焼きソースの「弱点」を挙げるとすれば、とんかつソース――いわゆる「ブルドックソース」として知られるもの――にとてもよく似ている点かもしれません。どちらもうま味がたっぷり。

さらに、焼きそばソースやたこ焼きソースとも共通点があります。使う材料が（ほぼ）同じだからです。いずれも甘さと塩味が同居し、ウスターソース由来の酸味に、ときにほんのりとした辛みがアクセントになります。 

とはいえ、毎回ウスターソースやケチャップ、砂糖（または代替甘味料）を使う点は同じでも、これらのソースは用途も味わいも微妙に異なり、区別して考えるべきです。一般に、お好み焼きソースはとんかつソースより軽く、わずかに甘めといわれます。 

配合量も同じではないことは覚えておきましょう。

糖分の量、粘度（いわば「とろみ」）、味のバランスはソースごとに異なり、当然ながら仕上がりの印象も変わります。お好み焼きソースをとんかつにかけても、とんかつソースと同じ効果にはなりません。

同様に、とんかつソースはお好み焼きにかけるにはあまり向きません。つまり、これらのソースの違いは、配合、シーン、使い方、そして好みの問題にあると言えるでしょう。 

お好み焼きソースの主な材料 

ウスターソース：酢をベースにした調味料で、ソースに奥行きを与えます。ウスターソースにはほんのり辛みがあり、ケチャップやはちみつのような甘い材料をきちんと引き立てる、欠かせない存在です。 

ケチャップ：お好み焼きソースの甘みのベース。ウスターソースのスパイシーさと酸味に、やさしい甘さとまろやかさでバランスを取ります。 

はちみつ：砂糖の代わりになり、仕上がりの質感に違いをもたらします。ケチャップのやさしい甘さをさらに強め、ウスターソースやオイスターソースとの対比を生みます。 

オイスターソース：牡蠣の風味はしないのでご安心を。味をまとめる塩味の要です。入れすぎには注意。オイスターソースは他の風味をすぐに上書きしてしまいます。