キャラメルポークが好きなら、牛肉のキャラメル炒めもきっと気に入ります。甘み・塩味・脂のうまみが絶妙に調和した一皿です。

アジア風キャラメルの最新作。キャラメルソースに、塩味の効いたアジア系ソースとたっぷりの脂を組み合わせる技法です。レシピは主に中国料理から着想を得ていますが、紹興酒を日本酒に替えれば和の趣にも。
メモ:牛肉のキャラメル炒めをもう少しヘルシーにしたい方は、はちみつ牛肉のレシピをどうぞ。
牛肉のキャラメル炒めの材料
このサイトの中でもトップクラスに簡単なレシピです。手順も材料数も、どちらもとてもシンプル。
紹興酒: 代用については詳しい解説記事をご覧ください。ただ、本当に1本常備することをおすすめします。私のレシピでの出番が多いので、すぐに元が取れますし、唯一無二の風味が加わります。つまり、ぜひ常備を。
ライト醤油とダーク醤油: 絶対に混同しないでください。役割が異なります。ライト醤油は塩の代わりに塩味をつける役割、ダーク醤油はぐっと力強い風味で料理に深みを与えます。詳しく知りたい方は、詳しい解説記事をご覧ください。
青ねぎ: チャイブで代用できるかとよく聞かれますが、可能ではあるものの、あまりおすすめしません。
牛肉のキャラメル炒めに仕上げたいなら、青ねぎを用意しましょう。チャイブやアスパラ、パプリカに置き換えると、それはそれでおいしいかもしれませんが、私が想定する牛肉のキャラメル炒めとは別物になります。

にんにくのみじん切りや玉ねぎのスライスを加えるのはOK。どちらも風味をぐっと引き上げます。新にんにくが手に入るなら、青ねぎの代わりに使っても問題ありません。
牛肉のキャラメル炒めを上手に作るコツ
とにかく辛抱強く。キャラメル状のとろみになるまでしっかり煮詰めましょう。これが成功の鍵です。

牛肉は火通りの早い部位を選びましょう。たとえばリブロースなど。
紹興酒はシェリーで代用できますが、料理への貢献度が高いので、できれば紹興酒を使いましょう。オンラインで購入できます
豚でも牛でも、アジア式のキャラメルは本当においしい。私の牛肉の焼きうどんにもキャラメルを使っていますし、醤油の選び方に迷ったら、各種醤油の詳しい解説記事をぜひご覧ください。
牛肉のキャラメル炒めに合う付け合わせ
炊く前によく研いだ寿司米が理想の相棒。キャラメルソースとの相性は抜群で、強くおすすめします。

指示
- ボウルでソースを混ぜ、砂糖が溶けたら肉を10分間漬ける。400 g 牛ステーキ肉(薄切り), 1 大さじ ダークしょうゆ, 2 大さじ 砂糖(上白糖), 7 大さじ 紹興酒, 2 大さじ ライトしょうゆ, 1 大さじ ダークしょうゆ
- 中華鍋に少量の油を入れて強火で熱し、肉を3分炒める。
- 青ねぎを加え、さらに4分炒める。2 青ねぎの小口切り
- いったんすべて取り出す。必要なら油を少量足し、ソースだけを中華鍋に入れる(肉と野菜は入れない)。中火〜強火で加熱し、ソースが煮詰まってキャラメル状のとろみがつくまで炒める。
- 肉と野菜を戻し、2〜3分炒め合わせる。ソースが再びゆるい場合は、軽く煮詰めて濃度を整える。
- 温かいご飯と一緒にどうぞ。
