soupe aux oignons gratinée dans une des céramiques blanches

オニオングラタンスープ

オニオングラタンスープとは?

基本の作り方は、しっかり飴色に炒めた玉ねぎをコクのあるブイヨンに合わせ、パンとグリュイエールチーズをのせてオーブンで焼き上げるシンプルな一品です。より本格派は「コンソメ」—完全に澄んだブイヨン—を使います。手間はかかりますが、正直、よほどの晴れの席でもない限り必須ではありません。むしろ味づくりなど、ほかのポイントに集中するほうが得策です。

Jump to Recipe
5/5 (7)

何しろ時間はお金。ブイヨンに時間をかけすぎないぶん、その予算でグリュイエールをたっぷり買えますよ、へへ。

オニオンスープの起源

フランスの古典料理にはつきものですが、さまざまな逸話が語られています。なかでも私のお気に入りは、フランスの君主が狩猟小屋で、手元の食材—玉ねぎ、バター、シャンパン—だけで即興的にオニオンスープを生み出したという話。これ以上フランスらしい逸話はないでしょう。その後、このスープが「庶民」に広まったのは、どんちゃん騒ぎのあとに酒の匂いを隠せるから、というオチまで付いています。

 
soupe aux oignons gratinée dans une des céramiques blanches

オニオングラタンスープ

Print Recipe Pinner la recette
5/5 (7)
Prep Time: 30 minutes
Cook Time: 40 minutes
Total Time: 30 minutes
Course: Divers
Servings: 8 人分
Calories: 300kcal
Author: Marc Winer

材料

ブイヨン

  • 牛骨/鶏ガラ/七面鳥のガラ
  • 1 玉ねぎ
  • 3 皮をむいたにんにく
  • 1 タイムの小枝

あめ色玉ねぎ

  • 800 g 玉ねぎ(薄切り)
  • 2 大さじ バター
  • 2 砂糖(小さじ)

スープ

  • 1 バゲット 薄切りにしてあらかじめ軽くトーストしたもの
  • 1 すりおろしたグリュイエールチーズ

指示

ブイヨン

  • 大きな鍋に骨(ガラ)を入れ、かぶるほどの水を注いで10分間沸騰させる。
  • 水を捨て(浮いたアクや汚れを取り除き)、冷水に入れ替える。
  • 野菜とともに弱火で2~3時間コトコト煮る。
  • こして取り置く。

あめ色玉ねぎ

  • 厚手の大きな鍋を弱火にかけ、玉ねぎをバターと砂糖と一緒に約30分、時々混ぜながら、全体が濃いきつね色(ほぼ茶色)になるまで炒めてあめ色にする。
  • お好みで白ワインでデグラッセする。

スープ

  • 玉ねぎの鍋にブイヨンを約2L注ぎ、弱火で20分煮る。
  • オーブン可の器にスープを移す。
  • 上にパンをのせる。
  • すりおろしたグリュイエールチーズをたっぷりふりかける。
  • 230℃のオーブンでこんがりと焼き色がつくまで焼く。

Nutrition

Calories: 300kcal
As-tu réalisé cette recette ?Tague @marcwiner sur Instagram !

オニオングラタンスープをおいしく作るコツ

  • 濃いブイヨンを使う: 個人的には、このスープにはしっかりと肉の旨みが出たビーフブイヨンがベスト。グリュイエールの風味と相性抜群です。
  • 玉ねぎのカラメリゼは絶対に妥協しない: 飴色になるまでじっくり炒めるほどおいしくなります。きれいな飴色になるまで30分以上かかってもOK。必ず報われます。

フランス料理から少し離れても、おいしいブイヨンは共通のカギ。私の鶏肉のパエリアのレシピもぜひどうぞ。

5 from 7 votes (7 ratings without comment)

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Note la recette