ドーナツについて語りましょう。本場 アメリカ のドーナツは、ヨーロッパでよく見掛けるものとはひと味違います。ヨーロッパのドーナツはトッピングやアイシングが主役で、多彩なフレーバーとカラフルなルックスが魅力です。それはそれでおいしく、世界中でフランス菓子が称賛されるゆえんでもあります。
とはいえ、アメリカでは生地こそが主役です。ふわふわで、噛むほどに小麦の旨みが広がります。このレシピでは、その生地を完璧に仕上げる方法をご紹介します。仕上げにフランス式のグレーズをまとわせれば…まさに味覚のオーガズムです!
ただし先に断っておきます。これを食べたら、もうこちらで高いお金を出してドーナツを買う気には二度となれません…
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ドーナツを成功させるコツ
分量を守りつつ、生地の状態に合わせて微調整することが何より大切です。たとえば、小麦粉の種類によっては粉や牛乳の量を変える必要があります。同じ風味を再現するには砂糖の量の調整もお忘れなく。
ほかのアメリカンスイーツも試してみたい方は、私の アメリカン・シナモンロール のレシピもぜひご覧ください
Servings: 10 Donuts
Calories: 300kcal
Ingredients
ドーナツ
- 120 g 牛乳(全乳・人肌程度〈約37℃〉)
- 4 g インスタントドライイースト
- 1 卵
- 60 g 無塩バター(溶かして粗熱を取る)
- 20 g グラニュー糖
- 8 g ブラウンシュガー
- 3 g 塩
- 280 g 小麦粉(中力粉)
- 揚げ油(適量)
チョコレートグレーズ
- 90 g 粉砂糖
- 13 g ココアパウダー
- 1 塩(ひとつまみ)
抹茶グレーズ
- 150 g ホワイトチョコレート
- 1 小さじ 抹茶
- 50 g バター
指示
ドーナツ
- 牛乳にイーストを振り入れて混ぜ、10分ほど置いて泡立たせる。
- 大きめのボウルで粉類をよく混ぜ合わせ、半量を別のボウルに取り分ける。
- 小さなボウルに卵を割り入れ、溶きほぐす。
- 取り分けた粉に溶き卵、イースト液、溶かしバターを加える。
- なめらかになるまで混ぜ、残りの粉を加える。
- 粉気がなくなったら台に出し、表面がつるんとするまで10分ほどこねる。
- 生地を薄く油を塗ったボウルに移し、ラップまたは濡れ布巾をかけて約1時間、2倍になるまで一次発酵させる。
- 打ち粉をした台に生地をのせ、1.5cm厚にのばす。直径7〜8cmのドーナツカッターでできるだけ多く抜く。
- 中央を直径1cmほどの小さな抜き型で抜き、リング状にする。
- 切った生地を打ち粉をした台に並べ、布巾をかけて45〜60分、ふっくらするまで二次発酵させる。
- 鍋に油を注ぎ175℃に熱し、ドーナツを入れて両面各2〜3分、きつね色になるまで揚げる。揚げたらラックの上で油を切って冷ます。
- 粗熱が取れたら、お好みのグレーズにくぐらせる。
抹茶グレーズ
- ホワイトチョコレートとバターを湯せんで溶かし、ほぼ溶けたところで抹茶を加えてなめらかになるまで混ぜる。
チョコレートグレーズ
- 材料をすべて混ぜ合わせ、水を少しずつ加えながらヌテラ程度のとろみに調整する。
Notes
計量は正確に、そして生地の状態を見ながら微調整を。小麦粉の種類によっては粉や牛乳の吸水が変わるので、かたさを見て加減してください。甘さもお好みで砂糖を増減してOKです。
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Nutrition
Calories: 300kcal
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